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ダイコン出荷、本格化 高島・泰山寺、少し辛いがおいしい
2008年6月5日
 滋賀県高島市安曇川町泰山寺で特産のダイコンの出荷が本格化している。

 初夏と秋の年に2回出荷している。実が詰まり形が良く、秋作は甘みがあって人気がある。午前3時ごろから収穫し、昼までに水洗い。午後から箱詰めにして出荷する。4つのサイズがある。7月上旬まで続く。

 泰山寺地区は標高200メートルの丘陵地にあり、戦後の食糧増産で開墾、1960年ごろからダイコンの栽培を本格的に行い、20戸が取り組んでいた。

 現在は、高齢化と後継者不足で栽培農家は7戸に減っている。初夏は150トンほど、秋は250−300トンを大津市の市場に送り出す。

 泰山寺大根出荷組合の中村美三男組合長(59)は「今年はまあまあの出来。初夏のダイコンは少し辛いが炊くととてもおいしい」としながらも、「心配はガソリンや段ボールなどすべてが値上がりし、出荷価格が下がったときすぐに赤字になってしまう」と話した。
京都新聞


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