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アユ:琵琶湖から安曇川へ、次々遡上 やな漁最盛期
2008年5月30日
 高島市の安曇川で、琵琶湖から遡上(そじょう)したアユを捕らえる北船木漁協(同市安曇川町北船木)の「やな漁」が最盛期を迎え、銀鱗(ぎんりん)を輝かせたアユが次々に水揚げされている。

 やな漁は、竹で編んだ仕掛け「簀(す)」(高さ約80センチ、幅約120メートル)を川幅いっぱいに広げ、川の両岸に設けたいけすにアユをおびき寄せて確保する伝統漁法。川の両岸のいけすに入ったアユは、ポンプなどで出荷用の別のいけすに移される。

 今年の漁は、4月下旬から開始。渇水などがない限り、8月20日まで続けられる予定。アユは、河川放流用の種苗として出荷されたり、地元の湖魚料理店などで佃煮などに加工される。同漁協やな組の漁師は「今年の漁獲量は上々」と話している。
毎日新聞


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