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延暦寺の僧侶、神前で法華経 日吉大社で山王礼拝講
2008年5月27日
 日吉大社(大津市坂本5丁目)で26日、比叡山延暦寺の僧侶たちが神前で法華経を講じる「山王礼拝講」が行われた。神仏習合思想に基づく珍しい仏事に、参拝者は興味深げに眺めていた。

 山王礼拝講は、延暦寺の僧が修行を怠けたことに怒った神を鎮めるため法華経を神前に納めたとの故事にちなむ。明治期の神仏分離後も同寺で続けられ、戦後再び神前で行われるようになった。

 この日、僧侶約30人が日吉大社を訪れた。仏事は神職がおはらいした西本宮の拝殿で行われ、僧侶が2人1組で向き合い、法華経についての問答を行った。境内には独特の節回しで法華経を講じる、僧侶の声が響いた。
京都新聞


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