無農薬、有機栽培する田んぼと農薬、化学肥料を使う田んぼとで生態系にどんな違いがあるのかを調べる滋賀県高島市の今津北小の取り組みが22日始まり、5年26人が1株ずつ田植えをした。
地元の老人会や有機農法研究会のメンバー10数人から指導を受けた。
学校横の1・4ヘクタールの田を、環境の違いを調べるために3区画に分けており、児童たちは、この日、農薬、化学肥料を使わない一区画で、手足を泥だらけにしながらコシヒカリの苗を植えた。
水を抜かず、魚道から魚が入り込めるビオトープも一区画あり、すでに、アユも姿を見せている。子どもたちは今後、各区画の田んぼの土の中にどんな生物が育ち、農薬、無農薬でどんな違いがあるかを学習していく。 |