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とおせんぼうでアユ一網打尽 高島・安曇川でヤナ漁が盛期
2008年5月18日
 琵琶湖から上るアユを大がかりな仕掛けで捕らえるヤナ漁が、滋賀県高島市の安曇川で盛期を迎えた。雨上がりの増水時には、一網打尽にされた群れが黒く見えるような大漁となっている。

 中世に始まったとされる伝統漁法。川幅いっぱいに扇状にくいを打ち、竹の簀(す)を張る。とおせんぼうされたアユは次第に岸寄りに集まり、最後は岸に設けられた生け簀に落ち込む仕組み。

 河口に近い安曇川南流のヤナでは、12センチ前後のアユが次々と生け簀に入り、漁協組合員が網ですくい上げていた。北船木漁協によると今年は型が大きいという。アユは全国の市場に出荷され、つくだ煮などに加工される。漁は8月ごろまで続く。
京都新聞


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