中央分水嶺(れい)高島トレイル日帰りハイクの初回が10日、滋賀県高島市朽木で催された。大津市や大阪府などの50−70代の6人が参加し、新緑をめでながら標高差560メートルの8・7キロのコースを楽しんだ。
びわ湖高島観光協会の主催。同市朽木桑原から同市マキノ町の愛発越(あらちごえ)までの全行程80キロを年間15回に分けた日帰りハイクで制覇する。毎年行い、スタンプ帳も作って1−3年での踏破を目指してもらう。
初回のこの日は、スタッフ7人が同行し、桑原登山口から三国岳(標高959メートル)、岩谷峠(同780メートル)を経て古屋集落に下るコースを歩いた。山歩きが好きな守山市の浦野純子さんは「全行程に参加するつもりです。方向音痴なのでガイドがいるのはうれしい」と話していた。11、31日、6月1日、9月6、7日にも実施する。参加費5000円。問い合わせは同協会TEL0740(25)6010。 |