高島市マキノ町の琵琶湖岸の桜の名所「海津大崎の桜」が12日、満開になった。湖岸に桜並木のトンネルが出現し、多くの観光客が通り抜けを楽しみ、湖上にはカヌーや遊覧船に乗った花見客の姿も見られた。
約4キロの県道の両脇にソメイヨシノ約600本が植えられ、日本さくらの会の「日本のさくら名所100選」に選ばれている。花見シーズンには毎年、京阪神などを中心に約10万人が訪れる。
見ごろを迎えたこの日、湖岸の桜並木には、無数のピンクの花が付き、多くの観光客でにぎわった。遊覧船やカヌーからの花見や桜並木を自転車で軽やかに通り抜ける人の姿もあった。
多くの観光客が予想される13日は、同町海津から西浅井町方面に向かう県道(約4・5キロ)の交通規制が実施され、車両は東向きの一方通行のみになる。規制は午前9時半〜午後5時。 |