比叡山延暦寺への参拝や観光用の有料道路「比叡山ドライブウェイ」(8・12キロ)が19日、開業50周年を迎える。これを記念し、経営する比叡山自動車道(大津市山上町、向井安良太社長)は20日に通行料を半額にするほか、比叡山中腹のホテル宿泊券が当たるクイズなどのイベントを実施する。
同道路は車で比叡山に行けるよう建設された。工事費は5億8000万円で、1958年4月に開業。「山中越」と呼ばれる県道下鴨大津線の田の谷峠と比叡山の山頂を結び、これまで約1600万台の利用があった。
同社では50周年記念イベントとして、ホテル「ロテル・ド・比叡」のペア宿泊券やペアディナー券、琵琶湖観光船「ミシガン」のペア乗船券、山頂の庭園美術館「ガーデンミュージアム比叡」入場券など500本の賞品が当たるクイズを6月末まで実施。20日には同道路と奥比叡ドライブウェイの通行料を半額にする(大型車、マイクロバス除く)。
21日からは、同ミュージアムの入場券(2人分)と両道路の小型普通車料金をセットにしたプレミアムチケットの販売を始める(5月末まで。10月末まで有効)。
問い合わせは同社(077・529・2216)。 |