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運転見合わせ6割減へ JR湖西線に防風壁 工事安全を祈願
2008年4月10日
 強風による運転見合わせが頻発しているJR湖西線に防風壁を設置する工事の安全祈願祭が9日、大津市北比良の比良駅近くの高架下で行われた。JRは、壁が完成すれば、運転見合わせの件数が6割減るとしている。

 防風壁を設置するのは比良−近江舞子(同市南小松)間の約2・9キロの高架橋。山側の側壁(高さ1メートル)を撤去し、鉄筋コンクリートの土台と鋼鉄製の柵を組み合わせた防風壁(同2メートル)を設置する。来年3月完成予定で、総工費11億円はJRが全額負担。

 同区間は、初冬から早春を中心に、比良山系から吹き下ろす強風で、列車の運転見合わせが相次いでいる。JRには、沿線の高島市や西浅井町などから、対策を求める要望が寄せられていた。

 JRは、運転見合わせを、2006年度の約50時間から20時間程度にまで緩和できる、とみている。

 この日の祈願祭には、JR関係者のほか海東英和高島市長、熊谷定義西浅井町長、佐藤賢大津市副市長ら約30人が出席し、工事の安全を願った。
京都新聞


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