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山里にカタクリ愛らしく 高島で見ごろ
2008年4月10日
 雑木林の春を代表する花、カタクリが滋賀県高島市マキノ町石庭の「近江かたくりの里」で見ごろを迎えた。山里に自生するかれんな姿を見ようと観光客らが訪れている。

 同里は、農業公園・マキノピックランドが、約1・5キロ離れた雑木林約5万平方メートルを借り、うち2万平方メートルを公開している。カタクリはユリ科の多年草で、薄紫色の花を付ける。虫が飛ばない日は、花びらが閉じたままになる。平地では、関西最大規模の自生地で推定20万株がある。

 枯れ葉の間から愛らしい薄紫色の花が所々に咲いている。数万本に1本、白色の花もある。同里の公開は20日ごろまで。入園料は500円。同公園TEL0740(27)1811。
京都新聞


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