| 高島森林体験学校：先生は地元の“プロ” １２０人“入学”−−開校 |
| 2008年4月6日 |
| 高島市内の森で、地元住民と一緒に自然体験に取り組む「高島森林体験学校」の開校式が５日、同市朽木麻生の森林公園「くつきの森」であり、京阪神などから約１２０人の親子連れらが参加。記念植樹をしたり、地元料理に舌鼓を打った。 体験学校は、市の面積の７割を占める森林内が活動範囲。ろくろで木製品を作る「木地師（きじし）」や猟師、自然観察の専門家らが地域指導者として生活文化などを伝える。同公園を運営するＮＰＯ法人「麻生里山センター」の指導員３人が事務局を務める。 式では、代表の加藤みゆきさん（３４）が「単なる体験でなく、個性豊かな地元の人と深い自然体験をしてもらいたい」とあいさつ。地域指導者約１０人を紹介した。 アジサイなど約４００本の記念植樹があり、地元で捕獲したシカやカモの料理やトチ餅なども振る舞われた。 今月は、木地師が指導する漆（うるし）塗り体験（１０日、参加費６０００円）▽朽木地区の自然観察（１７日、同２０００円）▽林業体験（２６日、同３０００円）――がある。問い合わせは同センター（０７４０・３８・２５２７）。 |
| 毎日新聞 |
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