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昆虫や恐竜、70点 人気呼ぶ 高島 小6男児の創作折り紙展
2008年3月21日
 「どうやって折ったのか分からない」―。滋賀県高島市今津町の今津図書館で小学生が作った昆虫や恐竜などの創作折り紙70点が展示され、人気を集めている。

 折ったのは、卒業式を済ませた同市城山台2丁目の久保歩君(高島小6年)。特にトンボやアリ、ダルマクワガタ、ねずみとチーズなど15点は久保君のオリジナルだ。

 久保君は、「折り鶴を見て、すごいな」と4歳から折り紙を始めた。図書館で本を借りるなどして、時間があれば取り組んだ。小学2年で創作のヒラタクワガタを作った。以後、ネットで公開されている折り紙の展開図や愛好家で組織する日本折紙学会の講習会などで折り紙創作家の第1人者の神谷哲史さんから教えてもらったりした。

 折り紙にははさみを入れない。紙は35センチほどの正方形が中心になる。今までに創作したのは30点ほど。表現しやすいものを写真で見て、部分的に展開図にする。失敗を繰り返し2、3日で仕上げる。「展開図が書けないものは折っていく。だんだん形になっていくのが楽しい」と話す。

 昨年11月の日本折紙学会後援の名古屋コンベンションでは久保君の「ねずみとチーズ」がえとのテーマ作品で人気投票1位になった。日本折紙学会でも実力は折り紙付きだ。展示は31日まで。木曜休館。

 23日午前10時から今津図書館で久保君が折り紙の実演もする。
京都新聞


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