今が旬の湖西の不動産情報掲示板
写真付き観光看板を主婦らが製作 北比良と南小松 2カ所に設置
2008年3月10日
 大津市北比良と南小松の主婦らがこのほど、地元の魅力スポットを紹介する地図の看板を作った。風光明美な湖岸や社寺、観光施設などを写真付きで掲載し、散策ルートを示した。地元の特産品を販売する「ほっとすてぃしょん比良」(北比良)と「近江舞子いちご園」(南小松)の2カ所に設置しており、メンバーは「多くの人に地域の魅力に気付いてほしい」と話している。

 地元の女性たちでつくる北比良グループと近江舞子いちごグループが作った。両グループは自治会や子供会、老人会などとともに2006年4月から、「地域の宝」といえる史跡や風景を調べたり、住民にアンケート調査を行ってきた。

 その中で「地元の魅力をもっと知りたい」という住民の意見や、「次はどこに行こうか迷う」という観光客の声が多かったため、07年4月、地図を作ってハイキングコースを設定しようと決めた。夏ごろから本格的に作業を始めた。

 ルートには近江八景の一つで白浜が広がる「雄松崎の白汀」や日本一大きいこま犬がある「八幡神社」などを写真と解説付きで示し、地元産の大豆を使ったみそを販売する施設や県環境こだわり農産物の認定を受けた農家も紹介した。

 近江舞子グループの田中勝江さん(65)は「看板ができて、地元の魅力が目に見えるようになった」と話していた。

 22日にはハイキング大会を開く。無料。問い合わせは県農村振興課TEL077(528)3961。
京都新聞


HOME
Copyright (C) 2008 Shoei Real Estate Corporation. All Rights Reserved