江戸初期の儒学者で「明徳」「良知」を説き、近江聖人と呼ばれた中江藤樹の「生誕400年祭」を記念して、同実行委(事務局・高島市教委)がマスコットキャラクター「よえもん君」のピンバッジを作製した。同祭が始まる3月上旬から販売する。
藤樹は、現在の滋賀県高島市安曇川町で生まれ、没した。マスコットキャラクターは「伝記まんが中江藤樹」を手掛けた漫画家さいわい徹氏に依頼した。愛称は藤樹の元服後の名前、与右衛門(よえもん)から取った。
バッジは長さ4センチで、少年時代の図柄で、歩く、語るの2種類。今後、勉学に励む、武道を習う、感謝の心を忘れないの3種類も追加する。いずれも300円で、同市内の道の駅「藤樹の里あどがわ」などで販売する。 |