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早や春!? ザゼンソウ開花 高島の湿地、暖冬で2週間も早く
2008年1月10日
 ザゼンソウの群生地として知られる滋賀県高島市今津町弘川の湿地で開花が始まった。暖冬のため例年より2週間以上早い。見ごろは2月から3月でピーク時には京都、大阪などからの観光客や写真愛好家らでにぎわう。

 5−20センチ大の花のように見える部分は仏像の光背に似た赤紫色の「仏炎苞(ぶつえんほう)」で、その中に卵形の黄い花をつける。僧侶が座禅を組む姿に似ていることから、この名が付いた。開花する時、発熱し、雪の中でも頭をのぞかせるため春を告げる花としても知られている。

 湿地は住宅地にあり、平地としては国内最南端の群生地になる。約5000平方メートルに2、3000株が群生する。湿地内へは入れないが、木橋や歩道からちらほら観察できる。ボランティアで30年近く世話している桂田泰三さん(80)は「3月初めがいい。雪を押し上げて出て来た花の姿がかわいく、20センチほど積雪がほしい」と話している。問い合わせはびわ湖高島観光協会今津支所Tel:0740(22)2108へ。
京都新聞


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