国内の扇骨の主産地として知られる滋賀県高島市安曇川町の藤樹の里文化芸術会館で、全国から募集した扇面作品を展示する「第16回扇面の美展」(同市教委など主催)が開かれている。一般と少年の部の計674点が飾られ、訪れた人の目を楽しませている。
作品は動植物を描いた絵画や近況をつづった絵手紙や書で、一般の部には岩手や神奈川、徳島などからも応募があった。大賞には、鴨川扇子が中川和子さん(高島市)、夏扇子は梶原八千代さん(愛媛県宇和島市)が選ばれた。最終日の16日は午後1時まで。入場無料。
他の大賞、準大賞は次のみなさん。
一般準大賞 上甲哲子(愛媛県八幡浜市)砂川登志栄(京都市)▽少年大賞 馬場義之信(高島市広瀬小)▽同準大賞 新海環(城陽市北城陽中) |