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街並み丸ごと「巨大美術館」に 大津・堅田地区一帯で9日開幕
2007年12月7日
 大津市堅田地区一帯を芸術作品で彩る「湖族の郷アートプロジェクト」(同実行委)が9日、開幕する。会場設営が急ピッチで進み、出展者は作品を次々と完成させて、街並みを丸ごと「巨大美術館」に変えている。

 成安造形大の学生や地元商工会などが2005年から、街の活性化を目指して催している。今回は、大学生や社会人19組が21点の芸術作品を街頭に展示するほか、カフェや映画館、アート教室、ガイドツアーなど16の企画を準備している。

 会場の設営は今週から本格的に始まった。スタッフは街のいたるところに、プロジェクトをPRする小旗を並べたり、漁港の倉庫を簡易映画館にして、スクリーンや座席の搬入に追われている。

 出展者も本番に向けてペースアップ。空き家に鉄くずや真野浜の砂、木材を配置し、堅田の街や自然を表現した空間作品、堅田の風景を描いた絵画のほか、服飾店のショーウインドーには、繭(まゆ)を延ばした半透明の着物やワイシャツもお目見えした。

 オープニングイベントは9日午後4時30分から伊豆神社(本堅田1丁目)で行われる。会期は23日までだが、作品は会期後も展示する。

 実行委員長の日下典子さん(20)は「お年寄りから子どもまで幅広く来てほしい」と、3年目の飛躍へ張り切っている。

 問い合わせは実行委携帯電話080(6166)1150。
京都新聞


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