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新線建設へ促進協設立 近江今津駅とJR小浜線を直結
2007年12月1日
 琵琶湖若狭湾快速鉄道建設促進連絡協議会の設立総会が1日、滋賀県高島市今津町のホテルで開かれた。関係者約80人が出席して規約や役員などを承認し、新線建設促進へ新たなスタートを切った。

 総会では、前今津町長の山口武・発起人代表が「利便性、定住、観光リゾートにこの鉄道を有効に生かした町づくりができる。市民の声を市議会に伝え、県、国に積極的に働き掛けてもらい、早期に実現できれば」とあいさつした。来賓の村上利夫小浜市長ら福井県関係者が、約110年にわたる悲願実現に向けた熱い思いを述べた。

 会長には山口発起人代表を選び、常任理事には、高島市の市会議員や商工農観光などの各団体の長らが名を連ねた。

 新線計画は、JR湖西線「近江今津駅」とJR小浜線「上中駅」を結ぶ19・8キロ。3分の2が滋賀県域で、日置前や角川など3つの駅を予定している。建設は第三セクターで行い、運営はJR西日本を想定、東舞鶴から今津経由で京都と大阪を快速、新快速で結ぶ。

 概算事業費は424億円、都市鉄道等利便増進法や特措法などによる財政支援が354億円見込まれ、実質負担分は55億円としている。さらに、福井県と市町による鉄道整備促進基金積み立てが約41億円に上っている、という。
京都新聞


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