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比良の魅力、アートで発信 在住の芸術家ら地域PRイベント
2007年11月18日
 大津市の比良(旧志賀町)を盛り上げる住民のイベント「かんじる比良2007」が17日、湖西道路比良ランプ付近であった。

 同地域を拠点にする芸術家が野外に作品を展示する「里山アート」を展開したほか、ボランティアによる歴史散策などもあり、訪れた人に比良の魅力を発信した。

 大津市の南比良、北比良地域には、水と緑に囲まれた環境の良さから陶芸家や日本画家ら多くの芸術家が制作拠点を構えている。従来、住民たちの横のつながりは強くなかったが、1年半前に同地域にギャラリーを開いた谷口悦子さんらが芸術家や周辺の飲食店などに初のイベント開催を呼び掛け、19の工房や店が賛同した。

 目玉の里山アートでは、緑と琵琶湖を背景に幾何学模様やカエルを想像させる金属彫刻などが並んだ。好天に恵まれ、訪れた人たちは自然の中にこつぜんと表れる作品群に興味深そうに見入っていた。また、イベントに協力したカフェやレストランも散策に疲れた人たちを笑顔でもてなし、比良の良さをPRした。

 大津市日吉台の主婦(58)は「こんな多くの芸術家が集まっているとは知らなかった。芸術家の里としてアピールして地域が元気になればいいですね」と話していた。

 18日もあり、午後2時からJR比良駅付近でよし笛とギターのコンサートもある。
京都新聞


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