大津市坂本地区で13日、秋の紅葉を引き立てるライトアップの試験点灯が行われ、色づき始めたモミジなどが温かな光に浮かび上がった。ライトアップは15日から来月9日まで行われる。
同市内の寺社などでつくる「ライトアップ大津推進協議会」が主催し、日吉大社や西教寺など5カ所の紅葉を計265基のライトや灯ろうで照らす。近年、紅葉シーズンの訪れが遅くなりつつあることを踏まえて、今年は開始を例年より約1週間ほど遅らせた。
まだ緑の葉が多く残る日吉大社境内では、ところどころで赤く色づいた葉が闇に浮かび上がり、錦秋を先取りした雰囲気に包まれていた。
協議会は、今月下旬ごろが見ごろとしている。期間中は毎日午後5時半から9時まで点灯される。 |