赤い花が咲くソバ「高嶺(たかね)ルビー」が滋賀県高島市今津町日置前で、見ごろを迎えている。紅白入り交じったかれんな花が一面に咲き、道行くドライバーや写真愛好家らの目を楽しませている。
高嶺ルビーはヒマラヤ原産で、観賞を主とした品種。話題作りにと、同町農協青壮年の会が10年ほど前から、約1ヘクタールの畑で栽培している。
本来は鮮やかな赤色の花をつけるが、咲き始めの9月下旬に残暑が続き、白い花が咲いたとみられる。10月に入ってからの冷え込みで、赤い花も開花し始め、ピンク色のコスモス畑のような風景をつくっている。
夫婦で写真撮影に来ていた枚方市の男性(69)は「野鳥の撮影に来たが赤いソバの花を見たのは初めて」と珍しそうにレンズを向けていた。見ごろは20日ごろまで。
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