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いがはじけ 漂う秋 高島のクリ農園
2007年9月4日
 秋の気配が漂う中、関西最大級と言われる観光クリ農園、滋賀県高島市マキノ町寺久保の農業公園・マキノピックランドで、クリのいががはじけ始め、中から茶色く色づいた実が顔を出し始めている。

 約55ヘクタールの同園には、クリの木8種類約1万7000本ある。このうち、わせ品種のクリのいがは既に直径10センチ近くにまで育ち、そこかしこに重そうに垂れ下がっている。多くは緑色のままだが、秋の深まりとともに茶色の度合いを増し、甘く大きな実が来場者を楽しませそうだ。

 今年は梅雨時の日照不足のため、例年より1週間ほど生育が遅れているというが、今のところ15日から10月21日まで開業する予定。味覚の秋本番は近い。
京都新聞


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