合併した滋賀県高島市の統一イベントを作ろうと、市内の若者らが1日、高島市新旭町の風車村で、「第1回たかしま市民まつり」を催す。琵琶湖の魚5000匹を準備した「日本一の魚つかみ大会」や風車村に隣接する琵琶湖・源氏浜での地引き網体験を企画している。
高島市は2005年1月に5町1村の合併で誕生した。市民まつりの構想は今年5月に高島市商工会青年部と高島青年会議所のメンバーが、旧町村の枠を越え市民が一つになれるものを模索する中で出てきた。
30代を中心にした10人以上の実行委員が週1回集まってアイデアを出し合ってきた。手作りでいけすを作り魚を保管したり、幅16メートルある地引き網を引く練習をするなど気合いが入っている。
市民まつりは午前10時半から午後9時。よさこいチーム「関西京都今村組」の演舞や花火大会などもあり、模擬店50店近くが出店する。
実行委員長を務める前商工会青年部長の同市新旭町深溝、瓦店経営高木広和さん(39)は「内外の人の心が一つになって、高島市を活気づける場にしたい」と話している。
小雨決行だが、大雨の場合は2日に順延する。問い合わせは新旭町観光協会Tel:0740(25)6464。 |