滋賀県民が体験した戦時中の暮らしを紹介し、平和の大切さを次代に引き継ごうと、県は高島市と共催で11日から、高島市の今津図書館で「平和祈念展」を開催する。
県の平和祈念展は今回で7回目。2005年度から県内回り持ちで開催している。「子どもたちへ、伝えたいこと、つなぎたいこと」の副題にあるように、戦争の推移などをまとめたパネルや遺品、資料を展示し、高学年の児童でも分かりやすいように紹介する。
また高島市ゆかりの人の体験や市内の朽木資料館にあった戦時中の公文書を並べたコーナー、同市を中心にした342人の小中学生の平和メッセージで作ったピースフラッグもある。
19日まで開催。16日は休館。入場無料。11日は午前10時半からテープカットなどのセレモニーに続き午前11時半に開場する。 |