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「森林セラピー基地」申請 高島・くつきの森などで認定審査
2007年7月25日
 滋賀県高島市が申請している「森林セラピー(療法)基地」への認定の有無を審査する生理実験が25日、同市朽木麻生の「くつきの森」などで行われ、森林が人体に及ぼす好影響を検証した。

 「森林セラピー基地」は、モデル地域づくりを目的に、国土緑化推進機構を事務局とする実行委員会が2005年度から認定を開始。一段階下の「森林セラピーロード」と合わせ、これまで和歌山県高野町など全国24カ所が認定された。高島市は面積の72%が森林で、しかも都市部からの交通の便がいいことから今年1月に申請した。

 実験は森林総合研究所と千葉大のチームが実施。森林と都市部の比較のため、くつきの森と大津市本堅田の国道161号沿いの2カ所で、大学生や大学院生計12人が被験者となって行われた。歩行と風景を見る座観を行い、血圧、心拍数など7項目の数値を計った。実験は26日も行う。調査結果は評価報告書にまとめられ、来春に認定の有無が決まる。
京都新聞


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