今が旬の湖西の不動産情報掲示板
花摘みの畑づくり着々 大津の主婦ら 今秋、フリマも
2007年7月19日
 滋賀県大津市北部の棚田の休耕田を利用して、花を自由に摘むことのできる花畑づくりを地元住民が進めている。今秋に棚田で開催するフリーマーケットに合わせ、花摘みを始める考えで、「地域住民の憩いの場になれば」としている。

 計画は、喫茶店経営高木芳美さん(51)=同市和邇高城=と里山の保全活動をする江副美和さん(45)=同市八屋戸=が中心となり、地元主婦の協力で進めている。

 高木さんは、棚田の景観や比良山、琵琶湖の眺めなど湖西地域の自然にほれ込み、14年前に大阪府高槻市から移り住んだ。農業の担い手不足から休耕田が増えるなか、有効利用できないかと喫茶店の近くに休耕田を借りたが、雑草が生えて持て余していた。そこに江副さんが花畑をつくろうと提案した。

 地元の主婦たちと一緒に、昨年10月に種まきを始めた。花畑には、ヒマワリやコスモス、チューリップのほかに、ローズマリーやアップルミントなどハーブも20種類近く植えた。手入れは最小限にとどめ、自然に任せている。花畑の周りにれんがを敷き詰めたり、いすやテーブルを備え付けた。

 高木さんは「アルプスの少女ハイジが駆けまわるようなイメージに仕上げたい」と夢を膨らませている。
京都新聞


HOME
Copyright (C) 2007 Shoei Real Estate Corporation. All Rights Reserved