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団塊パワーで地域活性化 滋賀県、定年退職者団体の活動補助へ
2007年7月5日
 団塊世代の大量退職時代を迎え、滋賀県は今秋から、地域活動に取り組む定年退職者らの団体に対する補助を本格的に始める。活動を通して退職者らに「生きがい」を見つけてもらうとともに、団塊世代のマンパワーを地域社会の活性化につなげたい考えだ。

 補助の対象となるのは、退職者らが中心となって公共サービスを提供している団体。県は、コミュニティー情報誌の発行や、退職者と地域住民との交流会の開催、お年寄りらによる作品の展示・販売スペースの確保などを想定している。

 27日までに県に申し込み、9月上旬に行われる選考をクリアした団体には、県から活動費の四分の三を上限に補助を受けることができる。補助については、県が本年度当初予算に150万円を計上している。

 県によると、県内の団塊世代の退職者は2009年度までの3年間で約7万人に上る見通し。県元気長寿福祉課は「団塊世代が培ってきた技術や思いを、少しでも若者らに伝えることができれば」としている。
京都新聞


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