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「琵琶湖周航の歌」たどろう 高島 16日にクルージングや講演
2007年6月6日
 「琵琶湖周航の歌」開示90年を記念して、発祥の地の滋賀県高島市今津町で16日、歌詞にちなんだクルージングと講演会が催される。主催者は「歌ができた背景や、たどってきた歴史を味わってほしい」としている。

 琵琶湖周航の歌は、旧制第三高等学校(三高=現・京都大)のボート部クルーの一人だった小口太郎さんが、1917(大正6)年6月の周航の途中に今津で泊まった際に歌詞を披露。友人らが、当時流行していた現在のメロディーの原曲「ひつじぐさ」に乗せて歌ったのが始まりとされる。

 「ひつじぐさ」の作曲者は長く不明だったが、新潟県新津市出身の吉田千秋さんが15年夏に音楽雑誌に発表していたことが、今津町(当時)職員らの調査で93(平成5)年に分かった。

 催しは今津町観光協会役員らでつくる実行委員会主催。クルージングは午前11時半に今津港を出発し近江舞子、多景島などを周遊して竹生島を観光。下船後は今津町内を散策する。講演会は午後5時から今津サンブリッジホテルで、元NHK大津放送局の飯田忠義さんを講師に「太郎と千秋の物語」と題して行う。

 定員はともに150人。参加費はクルージングは弁当付きで3000円、講演会は資料代込みで2000円。通し参加は5000円。講演会終了後は交流会(有料)もある。申し込みは今津町観光協会TEL0740(22)2108。
京都新聞


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