ニゴロブナ、大きくなってね 高島の水田 地元園児ら稚魚を放流
2007年6月1日
滋賀県高島市新旭町太田の琵琶湖岸の水田で1日、市立静里なのはな園の園児がニゴロブナの稚魚10万尾を放流した。
ニゴロブナは琵琶湖固有種だが、湖岸堤の設置などで産卵場所が減り個体数が減少。水資源機構琵琶湖開発総合管理所(大津市)が、増殖と生態調査の目的で昨年から放流している。
5歳児38人が、草津市・志那漁協で養殖された体長約2ミリの稚魚をバケツにすくい、あぜ道に一列に並んで「大きくなってね」と言いながら水田に流した。
稚魚は水田で2週間から1カ月かけ2センチ程度に育った後、排水路と下流の池を通って琵琶湖に帰る。
京都新聞
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