自然が豊かで、四季それぞれに魅力がある高島市マキノ町のファンを増やそうと、マキノ町観光協会など町内の6団体が本年度から「マキノふぁん倶楽部(くらぶ)」メンバーの募集を開始した。口コミを通じての勧誘を基本にしており、ファンの輪が少しずつ広がっている。
「マキノふぁん倶楽部」は、マキノ町の景色や人情を気に入った人に会員になって何回も来てもらい、地域の農林業や商工業の振興につなげる狙い。会員には地元商店などの割引特典が付いた季刊の情報誌「マキノ日和」の発送や会員限定ツアーなどを予定している。
まず雰囲気を体験してから入ってもらおうと、JRハイキングなどでマキノ町に来た人に、ガイドを務める各団体メンバーが直接声を掛けて勧誘するのが原則。年会費1000円で、これまで京都市などから25人の申し込みがあった。本年度は500人を目標にしている。
事務局を務めるマキノまちづくりネットワークセンターでは「季節ごとにマキノに来て元を取ってほしい」と話している。
同センターTEL0740(28)8002(月、木曜休み)。 |