滋賀県高島市安曇川町田中、主婦植田きよ子さん(66)の作品を集めた「心を届ける絵手紙展」が18日、近くのギャラリー藤乃井で開幕した。
植田さんは今回が初めての個展。娘2人の嫁ぎ先に、果物や花の絵を描いたはがきを送ったのが好評だったため、1999年から本格的に習い始め、2005年には公認講師の資格も得た。
展示された絵手紙ははがき大のものから巻紙や扇面に描いた大型のものまで約200点。画材は風景が多く、高島市内の古民家や造り酒屋、神社などのほか、彦根城や県内に住む孫のほほ笑ましい表情を描いたものもある。また絵を描いている時に思い付いた言葉を添え書きしており、植田さんは「絵と合わせて味わってほしい」と話している。24日まで。無料。 |