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神輿を豪快に 大津・日吉大社の山王祭
2007年4月13日
 湖国三大祭りの1つ、日吉大社の山王祭の「午(うま)の神事」が12日の夕方から夜にかけて大津市坂本5丁目の同大社で営まれた。氏子たちが八王子山(381メートル)の山頂にある奥宮に置かれた重さ約1トンの神輿(みこし)2基を担いで、急傾斜の石段を豪快に降ろしていく様子に、多くの観衆が酔いしれた。

 午の神事は、山頂の牛尾宮と三宮宮に祭られた神様が神輿に乗ってふもとの東本宮に移り、結婚する様子を表す。

 午後7時半ごろ、白い襦袢(じゅばん)姿の担ぎ手約200人がたいまつに先導され八王子山を登っていった。8時45分ごろ、鈴振りの合図で「ヨーイソレ、ヨーイソレ」と掛け声を上げながら2基の神輿を担いで曲がりくねった山道を駆け下りた。

 山王祭は天下太平と五穀豊穣(ほうじょう)を願う祭りで、13日には若宮誕生の儀式「宵宮落し神事」、14日は神輿を船に乗せて湖上を渡る「神輿渡御」があり、15日の「酉(とり)の神事」で幕を閉じる。
京都新聞


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