いまづ自然観察クラブと湖西里山会は7日、滋賀県高島市今津町内でエドヒガンザクラの植生調査を行った。合わせて樹名板を付けて、観光客に分かりやすくした。
エドヒガンザクラは、酒波寺(同市今津町酒波)の行基桜や、同町深清水の夫婦桜など町内に点在する桜の老木で4月上旬に花を咲かせる。
ソメイヨシノに比べ、咲き始めた時に濃いピンクの花びらを付けるなどの特徴がある。4年前に1度調査し、136本確認していた。
調査には11人が参加、酒波、深清水、平ケ崎の3地区を回った。2本は切られていたが、新たに10本を発見。計144本を確認し、「エドヒガン」と書いた木製の板を付けた。15日には今津町観光協会主催のウオークラリーが予定されており、参加者に喜ばれそうだ。
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