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16年ぶり、例祭行列で牛馬復活 高島・三重生神社 29日に
2007年4月3日
 継体天皇ゆかりの滋賀県高島市安曇川町常磐木、三重生(みおう)神社で29日に催される例祭の行列に、今年は本物の牛と馬が16年ぶりに登場することになった。同天皇の即位1500年を記念し、観光客を楽しませそうだ。

 三重生神社の祭神は継体天皇の両親の彦主人(ひこうし)王と振媛(ふるひめ)。例祭は「大人(うし)の祭り」と呼ばれ、その1つとして三重生の集落から神社本殿まで約250メートルの参道を氏子ら約25人で行列渡御を行う。

 彦主人王がこの地を治めたころの生活を再現したと言われ、配役には神牛、神馬が1頭ずつある。昔は本物の牛と馬を使っていたが、耕運機の普及で農作業用の牛馬が減ったことから、昭和50年代ごろから御幣を持った氏子が代わりに歩いていた。

 今年は、高島市で生まれたとされる継体天皇即位1500年にあたり、例祭も記念事業の目玉の1つ。市教委が昨年末に、運営などについて地元と話し合った際に復活が決まった。氏子が飼っている牛と馬を提供し、午後2時半に出発する行列の末尾に付く。

 最近では1991年にテレビ局の撮影用に行ったことがあり、復活は16年ぶりとなる。
京都新聞


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