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ビワマス稚魚、元気に育て 県漁連が放流・高島の知内川などで
2007年3月15日
 滋賀県漁業協同組合連合会(県漁連)は15日、高島市の知内川で、ビワマスの稚魚10万尾を放流した。

 ビワマスはサケ科の琵琶湖固有種。県漁連が種の保全のため毎年、稚魚の放流を行っている。1883年に高島事業場(高島市マキノ町知内)を設立したころから約120年続くという。

 今年の放流は14日に同市の鴨川と百瀬川で開始。今後は安曇川や野洲川など全15河川で計70万尾を放流する。

 この日は小林眞事業部長ら県漁連の3人が、昨年10月に採卵し、人工授精でふ化させた体長6センチ体重2グラムの稚魚を同事業場の飼育池から運び出し、知内川の3カ所にバケツで放流した。 稚魚はやがて川を下って琵琶湖で成長し、2−4年後に体重約2キロに育って産卵のため、元の川に上ってくる。
京都新聞


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