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旧志賀町の歴史加え展示一新 大津市歴博 大津京コーナー拡充も
2007年3月13日
 大津市歴史博物館(同市御陵町)が14日、リニューアルオープンする。同市と旧志賀町の合併1周年を機に、常設展示を1990年の開館以来初めて一新した。小野妹子の墓と伝えられる唐臼山古墳などに旧志賀町かかわる展示を加えたほか、大津京のコーナーを拡充した。

 新しい写真やイラスト、地図約550点を展示した。旧志賀町関連では、古代の製鉄遺跡「後山・畦倉遺跡」(大津市北比良)を写真などで紹介し、薪や石を山から運び下ろす「トンボ車」(同市木戸)を並べた。

 大津京コーナーでは、大津宮の推定復元模型に、最新の発掘研究結果を基に内裏後殿(こうでん)を追加した。壬申の乱の時の瀬田唐橋の模型を新しく展示した。

 江戸時代の大津の中心だった大津百町の模型には、パソコン操作による解説コーナーを設けた。

 13日には同館で開場式があり、資料を提供した市民ら約70人が新しい展示を見て回った。

 リニューアルと同時に国指定重要文化財の木造阿弥陀如来立像(西岸寺蔵)など、旧志賀町域に伝わる彫刻や工芸を紹介する特別展「比良山麓の文化財」が開催される。4月15日まで。
京都新聞


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