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マキノ移住 決め手はどこ? 北小児童、体験者にインタビュー
2007年3月8日
 滋賀県高島市の小規模校、マキノ北小の5、6年の児童9人がこのほど、学区内に移り住んだ人にインタビューした内容をまとめ発表した。児童たちは「ずっと住んでいても気付かなかった地元の良さを教えてもらった」という。 

 マキノ北小は滋賀県高島市の北端にあり、児童数26人。インタビューは総合学習「ふるさと再発見」の一環で、「交通が不便で活気がない地域」という児童たちの地元へのマイナスイメージを変えられればと、複式学級担任の藤原弘美教諭の指導で実施した。

 ■空気や水、豊かな生物 良さ教わり、発表

 9人は昨年夏、全国18カ所を移り住んだ後、3年前からマキノ町白谷に暮らし、スモーク工房を営む平田正紀さん(49)を訪ね、「ほかの場所ではなく、なぜマキノ町を選んだのですか」などと質問した。平田さんから、知内川のホタルや夕暮れ時のヒグラシの鳴き声など、きれいな空気と水、そして豊かな生物の存在について教えてもらった。

 父母や地元の人を前にした一連の総合学習の報告会で、児童たちは「ふるさとを守るには行動しないといけないと思った。大人はこの土地の魅力を次の世代に伝えてほしい」と発言。参加者からは「子どもたちが地域の将来について真剣に考えていることが励みになった」などの感想が出た。

 平田さんは「自分の土地の良さを再認識してくれたのが良かった」と話している。
京都新聞


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