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四高桜 接ぎ木で守れサポーター100人集結
2007年3月4日
 滋賀県高島市の「四高桜を守り育てる会」は3日、同市宮野の高島B&G海洋センターで、100人のサポーターを招き、接ぎ木作業をした。

 四高桜は、1941年4月に琵琶湖で遭難し死亡した旧制第四高等学校(四高=現・金沢大)ボート部員ら11人をしのび、翌年にソメイヨシノ1000本を湖岸の萩(はぎ)の浜に植えたのが始まりだ。老齢化などで数が減ったため接ぎ木によって増やそうと、同会が毎年サポーターを募っている。

 この日、高島市内などから集まったサポーターは会員らの指導で、サクラの台木を切って断面に切れ目を入れ、約10センチの四高桜の接ぎ穂を丁寧に固定した。接ぎ木したサクラは各家庭で2、3年育てた後、萩の浜の四高桜公園に植樹される。

 高島市勝野の主婦畑中明美さん(58)は「葉が出るかどうか、毎日が楽しみです」と話していた。
京都新聞


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