高島市は、「日本の棚田百選」に選ばれている同市畑の棚田で、田植えや稲刈りを手伝う50人の「オーナー」を募集している。
オーナー制度は、農家の後継者不足を解消し、水田を良好な状態に保とうと、2000年からスタート。これまで県内外から延べ約250人が参加した。
標高約400メートルの山間部に広がる棚田約5000平方メートルを50分割し、各オーナーに1区画ずつ割り当てられる。田植えと稲刈りだけの「おまかせ」から、農家の指導を受けながら、田んぼづくりから手掛ける「超こだわり」まで3コースが用意されている。
市高島支所地域振興課によると、年々「こだわり」派が増えているという。
締め切りは3月30日。会費は年間3万円で、収穫米(コシヒカリ玄米)約40キロが贈られる。収穫米で作る日本酒のオーナー20口も募集している。問い合わせは同課=電0740(36)2012=へ。 |