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山の力で琵琶湖きれいに 高島市で漁業者が植樹
2007年1月4日
 琵琶湖を水源からきれいにしようと、昨年秋、高島市朽木柏のグリーンパーク想(おも)い出の森内に市内4漁協の組合員らが植樹した「漁民の森」。今年も漁業者と林業者が協力して手入れを行う。

 「漁民の森」は、山の保水力を高めることが、琵琶湖や川の魚にも良い影響を与えることから県水産課の提案で始まった。漁業者による植樹は県内で初めてという。

 植樹は昨年10月17日に、滋賀県漁業協同組合連合会が主催、同組合の連合青年会と高島市内の安曇川、三和、廣瀬、朽木の4漁協から40人が参加。朽木林業研究会のメンバーも一緒に、安曇川上流のグリーンパーク敷地内の500平方メートルの山にコナラ、クリ、コブシなど広葉樹の苗木約120本を植樹した。

 苗木は順調に生育しており、今年もほぼ同じメンバーで、春から夏にかけて下草刈りなどの手入れを予定している。齊藤秀和・同連合青年会会長(39)=三和漁協所属=は「水源の林業者と、琵琶湖や川の漁業者が、互いに思いやることが大切だと分かった。今後も機会があれば、さらに植樹を続けたい」と話している。
京都新聞


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