高島市内にある5つの蔵元の地酒を詰め合わせた「湖西蔵元めぐり」が販売されている。
この詰め合わせは、今津小売酒販青年会が2002年12月から毎年、中元と歳暮の時期に合わせて販売。同市今津町で酒販業を営む玉木康博さん(56)が「市内の蔵はすべていい酒を造っているけれど、あまり知られていない。魅力をもっと広めたい」と思ったのがきっかけだ。
「良い酒が造れれば満足」という職人かたぎから、気乗りしない蔵元を一軒一軒回って説得し、実現させた。玉木さんは「お歳暮用に注文する人も多いけれど、自分で飲み比べて、気に入った蔵の酒を買いに来る人もいます」と話す。
今回は高島市の物産を全国に発信する同市の営業開発部も協力。東京滋賀県人会や高島高校同窓会東京支部へ約800通の案内を送った。
300ミリリットルの吟醸酒5本入りを400セット限定販売。3350円。問い合わせは、今津小売酒販組合=電0740(22)3420=へ。 |