関西で唯一の熱気球レース「熱気球琵琶湖横断」が2日、滋賀県高島市安曇川町で始まった。この日は風向きが悪く、琵琶湖横断はできなかったが、全国から集まった26チームが町内の飛行を楽しんだ。
レースは今年で30回目。決められた時間内に、どれだけ風に流されずにいられるかを競う「ミニマム」と、主催者が飛ばすおとりの気球を追いかける「ヘア・レース」の2種目で行われた。
各チームは同町下小川の藤樹神社横に集結。人が乗ったゴンドラを取り付け、バーナーで空気を暖めて気球に送り込むと、カラフルな気球はゆっくりと青空に舞い上がっていった。
また地元の青柳小では体験搭乗会が開かれ、市内や京阪神からの家族連れの人気を集めた。大会は3日も行われる。 |