滋賀県高島市マキノ町寺久保のメタセコイア並木は一時の「韓流ブーム」の火付け役「冬のソナタ」の並木道に似ている。
1981年、学童農園整備事業の一環として地元の果樹生産組合が、マキノ高原に続く当時の町道、県道に苗木を植えたのが始まり。その後並木は2・4キロにのび、今では約500本が美しい景観を形成している。
真っすぐな道路両側に繰り広げられる春の新緑、夏の深緑、冬の雪化粧も感動的だが、何といっても秋の紅葉は人を魅了する。緑からベージュ、そしてれんが色へ移りゆくさまは自然からの贈り物と言うのにふさわしい。車を止め、語らう姿はドラマのワンシーンのようだ。JR湖西線マキノ駅からバスで10−20分。 |