びわこ成蹊スポーツ大は11日、大津市北比良の同大メインアリーナで「みんなのスポーツフェスティバル」を開き、障害者やその家族、ボランティアらが、同大の金田安正スポーツ学部教授が考案したスポーツを楽しんだ。
同フェスティバルは、障害の重い人でも楽しくスポーツに参加してもらおうと、2004年から同大で毎年開いている。
今年も大津市や高島市から約80人が参加。フリスビーディスクを的に入れる回数の少なさを競う「FDゴルフ」や、スロープを使ってボールを転がし、ゴールに入れる回数を競う「サッカー」など12種目で、障害者も健常者も同じルールで競技に熱中した。「サッカー」の参加者はゴールが決まると「やった、入った」などと喜びながら、スポーツを楽しんでいた。 |