棚田をPRするとともに都市部の住民との交流を目指す「たかしま棚田まつり」が1日、高島市高島町畑の棚田ふれあい交流館前であり、かかしコンクールや模擬店が人気を集めた。
全国の棚田百選の一つに選ばれたことから市民グループや民間団体でつくる実行委が毎年開いており、今年で7回目。市内のほか、棚田オーナー制度の会員ら約600人が、雨の中集まった。
かかしコンクールでは、女子フィギュアスケートの金メダリスト荒川静香さんの得意技「イナバウアー」やクジャク、ダチョウなどアイデアいっぱいの13体から、審査の結果、戦国武将の山内一豊を題材にした「棚田の明日を考える会」の作品が大賞に選ばれた。
地元産の野菜やみそなどの模擬店が15店並び、訪れた人々は買い物と地元の人との交流を楽しんでいた。 |