滋賀県や湖北、湖西の3市6町などでつくる琵琶湖環状線促進期成同盟会は6日、JR北陸線・湖西線の直流化開業(10月21日)に伴う記念事業の概要を発表した。10月上旬から11月上旬にかけて地元市町主催のイベントも含め、多彩な事業を展開し、開業を祝う。
同盟会が実施する主な事業は3つ。まず開業当日の10月21日、高月町のJR高月駅前の公共施設で「琵琶湖環状線開業記念式典」を催す。関係者ら約150人が集い、住民3人も喜びのメッセージを発表する。
10月29日には「琵琶湖環状線開業記念フェスタ」を木之本町のJR木ノ本駅前特設会場で開く。トークショーやミニコンサート、地元物産の販売や観光PR、鉄道関連グッズの販売などを予定している。
3つ目は「琵琶湖環状線開業記念誌」の発行。A4判、24ページで、直流化の効果や開業記念イベント情報、地元市町の紹介などをまとめている。8万5000部作製し、近く湖北、湖西地域の全戸に配るほか、県内の全市町、主要駅などに配置する。
このほか、地元各市町は開業日前後に、まつりやフェスティバル、ミュージカルの上演、特産市など多彩なイベントを計画している。これらは同記念誌で詳しく紹介されている。 |