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安曇川人工河川に親アユ放流 高島 安定供給に向け34万匹
2006年9月6日
 琵琶湖産の産卵直前の親アユの放流が6日、滋賀県高島市安曇川町の県安曇川人工河川(全長650メートル)で始まった。アユ資源の安定供給に向けた取り組みで、初日は約3トンが放たれた。

 親アユの放流は1981年から毎年、行っている。今年は滋賀県内に2カ所ある人工河川のうち、高島市だけで実施する。県の委託を受けた県水産振興協会が、来週末までの4日間で合計約10トン、約34万匹を放す。

 6日は、4回に分けて親アユを放流した。トラック荷台の水槽から、水と一緒に勢いよく人工河川に放されたアユは水面を飛び跳ねながら群れをつくり、元気よく流れをさかのぼっていった。

 県水産課によると、親アユは放流後2−3日で人工河川底の砂利で産卵。約2週間でふ化し、体長5ミリほどの稚魚に成長すると琵琶湖に移る。今年は約20億匹の産卵を見込んでいる、という。
京都新聞


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