京都洛中ロータリークラブ(西村徳二郎会長)は3日、児童養護施設「迦陵園」(京都市左京区)の子どもたちを招いた自然体験活動を、高島市朽木の県立いきものふれあいの里などで行った。
奉仕プロジェクトの一環で毎年、内容を変えて実施している。今年は近畿の水がめである琵琶湖の源流域の自然に触れる取り組みを企画した。
この日は、同施設の4歳から高校生までの47人とロータリークラブメンバーら約100人が参加。子どもたちは大津市葛川の安曇川河川敷で、アユやヤマメ、イワナなどの魚つかみを楽しんだ後、同ふれあいの里の指導員の案内で、秋風が吹き抜ける雑木林を2グループに分かれて散策した。小学3年生以下のグループは虫の観察や、木の実を拾い、かじった動物の種類を当てるゲームなどを通して、自然を体感していた。 |