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波立つススキ、秋告げる 大津・比良山系
2006年8月29日
 大津市の比良山系で、ススキが尾花(花穂)をつけ始めた。山上の涼風にそよぐ姿が、登山者らに秋の到来を告げている。

 蓬莱山山頂付近のびわ湖バレイ(同市木戸)は標高が約1000メートルあり、平地より気温が5度ほど低い。冬場にゲレンデになる斜面に群生したススキは例年、8月中旬に黄色い尾花をつける。風に波立ち、日差しにきらめく様子を楽しみに、登山やハイキングに訪れる人も多いという。

 びわ湖バレイによると、今年は尾花のつきが1週間ほど遅かったというが、山頂はすっかり秋の気配に包まれている。リュックサックを背負った家族連れらは、ススキのそばで足を止め、季節の移ろいを実感していた。
京都新聞


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