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子どもに自然と触れ合う機会を提供へ 大津市、24日に懇話会発足
2006年8月23日
 滋賀県大津市は24日に、環境学習・教育の基本指針策定に向けて「大津こども環境人を育(はぐく)む懇話会」を発足させる。「自然とのかかわりが少なくなっている」と指摘される子どもたちに、自然と触れ合う機会をどのように提供していくのかを議論し、年末までに具体的な実行プログラムをまとめて、市に提案する。

 市環境保全課によると、滋賀県内には琵琶湖や比叡山、比良山のほか、里山や小川など多くの自然が残るが、近年、子どもと自然のかかわりは希薄になってきているという。そこで「昔から続く自然との共生を子どもに伝えていく必要がある」として、来年度以降に策定する環境教育の基本指針に、自然と触れ合う施策を盛り込むことにしている。

 懇話会は、びわこ成蹊スポーツ大の中野友博教授や市こどもエコクラブ「わにっこ環境探偵団」の泉直子代表、カワセミ自然観察会の橋詰幸樹代表たち12人で構成し、子どもたちが自然を知って、体験するプログラムを自由に話し合う。また、環境や自然にあまり関心を持たない子どもや保護者を同プログラムにどう参加させていくかも、議論の焦点になるという。年末までに3回、会議を開いて意見を集約する。
京都新聞


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